説明

1903年、イタリア・ローマ生まれのレオノーリは、クレモナを代表する名匠です。

レオノーリは、A.N.L.A.I.のローマ理事会メンバーであり、第4回および第5回クレモナ・ビエンナーレ、第1回クレモナ・トリエンナーレ審査員を務めました。

チェロ奏者としても数々の賞を受賞しています。1949年クレモナで四重奏団として第2位を獲得。フィレンツェ（1951～1957年）、ローマ・サン・チェチーリア（1954～1956年）、リエージュ（1957～1963年）、アスコリ・ピチェーノ（1959年）、ペーリ（1960年）、クレモナ（1967～1969年、1971年ビエンナーレ）で受賞。

このヴァイオリンは、美しく良質なブラウンオレンジのニスが塗られており、精巧な仕上がりです。背面のボタン近くにPLのブランドが入っています。

パワーがあり、ダイレクトに反応してくれるこのヴァイオリンは、大変まろやかな心地よい音色が特徴です。