Description

1915年、ミラノの北部に位置する街、デシオに生まれたジャノッティは、木工職人として訓練を受け、第二次世界大戦中にアメリカの捕虜収容所に収容されていた期間にヴァイオリン製作をはじめました。戦後、開放されてからは同世代の作家であるレンゾ・ベッキーニの指導の下で研鑽を積み、1956年にはローマ、ペーリにて受賞。1966年からは本格的に製作家としてキャリアをスタートさせ、1967年にはクレモナ、1976年にはバーニャカヴァロで受賞。彼の名は演奏家やコレクターに知られるようになりました。1991年、ミラノで死去するまでの間に多くの楽器を残した異色の経歴を持つ作家です。彼の作品は非常に良く工作が施されており、美しいニスと音の響きが特徴です。

パワフルでエネルギー満ち溢れるこのヴィオラは、明るく華やかな音色を織りなします。パワーのある弓で弾くと、ポテンシャルがますます上がります。

また、すべての部分においてオリジナルであり、高品質な楽器であると評価いただいています。オリジナルラベルが付いており、プレートと底にそれぞれ直筆サインが入っています。

胴長：410ｍｍ