Joseph Alfred Lamy père (ジョゼフ・アルフレッド・ラミー ペール) c.1890
価格:ASK
France
c.1890
鑑定書:Cabinet d’Archetiers Experts
Description
ラミー・ペールとして知られる20世紀初頭の重要なフランスの弓製作家。ミルクールでヴィヨーム=ヴォワラン派の影響が強かったであろうクロード・シャルル・ニコラ・ユッソンのもとで初期の修行を積み、その後、パリでフランソワ・ニコラ・ヴォワランのもとで働きました、1885年、フランソワ・ニコラ・ヴォワランが死去すると、自身の工房を開き、彼の長男イポリット・カミーユ・ラミーと甥のアルフレッド・ラミーが家業を継ぎました。ラミーの弟子にはユージン・サルトリーがいます。
1889年、彼はパリ万博で銀メダルと金メダルを受賞。
19世紀後半から20世紀初頭にかけてフレンチボウの技術継承、発展に大きく貢献した弓職人です。
この弓は、細くしなやかで、弓のどの部分においても操作性が良いです。右手が「摩擦」と「弾力」をダイレクトに感じて弾くことができ、様々な演奏技法に対応できる素晴らしい逸品。
艶やかで透きとおるような音を引き出してくれます。
銀黒檀 「A.LAMY A PARIS」スタンプあり