説明

シャルル・ルイ・バザンの息子、シャルル・アルフレッド・バザンは、1922年からミルクールで父親から弓作りを学びました。彼は、家族の特徴的なスタイルの解釈者として、また実業家として早くから将来性を示し、第二次世界大戦から帰国するとミルクールに自分の店を設立。1952年に父が引退すると工房を引き継ぎ、1980年代に引退するまで極めて多くの作品を残しました。出来の良いCharles Alfredの作品は、祖父であり一族で最も評価の高いCharles Nicolasの作品と混同されることがあります。

典型的なCharles Alfredの作風を表したヘッド。弾き心地にクセがなく操作性が良く、どの楽器にも合わせやすいです。優美な音色を引き出してくれる、Bazin一族最後の代表作となる素晴らしい弓です。

「LOUIS BAZIN」スタンプあり