
レアンドロ・ビジャッキは、19世紀イタリア ミラノにおける世界的な大楽器商であり、ミラノを代表する弦楽器製作家となる多くの弟子達を育て、イタリア弦楽器製作の歴史における大変重要な役割を担いました。
ビジャッキ自身の作品は高品質で、オールド楽器を豊富に取り扱う経験と理解に基づく彼の技術は多くの良質な楽器を世に送り出しました、また、数多くの賞を受賞しました。
なお、1914年以前に作られた楽器は特に評価が高いものとなっています。
1910年製のこのヴァイオリンは、ビジャッキの個人的な作品です。透明なオレンジレッドの柔らかいニスの美しい質感と光沢は、思わず弦の上で弓を滑らすよう促します。
低音はヴィオラのような甘く深い響きが、高音は鮮やかでエレガントに響き渡ります。音質は甘く上品で柔らかく、達観した包容力でプレイヤーもオーディエンスをも包み込みます。
ミラノの巨匠のモダンイタリアンヴァイオリンを、ぜひお手にとってご堪能ください。
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